2025-10-24
根面う蝕とは? – 歯ぐきが下がると起こる虫歯
加齢や歯周病によって歯ぐきが下がると、普段は歯ぐきに隠れている歯の根(根面)が露出します。この部分はエナメル質ではなく象牙質で覆われているため、虫歯になりやすいのが特徴です。これが「根面う蝕(こんめんうしょく)」です。
根面う蝕の特徴
- 進行が早い
象牙質はエナメル質よりも柔らかく、虫歯菌に感染しやすいです。 - 痛みを感じにくい
初期は痛みが少なく、気づいたときには進行していることがあります。 - 歯の寿命に影響
根面う蝕が進むと歯の支持組織にも影響を及ぼし、歯を失うリスクが高まります。
原因
- 歯周病による歯ぐきの退縮
- 不適切な歯磨き(強いブラッシングによる摩耗)
- 高齢やドライマウス(唾液量の減少)
予防とケア
- 柔らかめの歯ブラシでやさしくブラッシング
- 歯間ブラシやフロスを使った歯の間の清掃
- フッ素入り歯磨き粉で根面を守る
- 定期的な歯科検診で早期発見
まとめ
根面う蝕は「痛くなるまで気づかない虫歯」とも言えます。歯ぐきが下がってきたと感じたら、レイクタウン市川歯科医院でのチェックや予防ケアを早めに行うことが大切です。

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