2025-11-13
口腔機能発達不全症とは
口腔機能発達不全症(こうくうきのうはったつふぜんしょう)とは、口や舌、歯、唇などの口腔の機能が十分に発達していない状態を指します。食べる・飲み込む・話す・呼吸するなど、日常生活に必要な口の働きがうまくできないことで、健康や成長に影響を及ぼすことがあります。
■ 主な症状
- 食べ物をよく噛めない、飲み込みがうまくできない
- 口を閉じていられず、口呼吸になりやすい
- 舌の動きが制限され、発音が不明瞭になる
- 口の周りの筋肉が弱く、顔の成長や歯並びに影響する
■ 原因
- 乳幼児期の食習慣や飲み込み方の問題
- 口呼吸の習慣
- 口腔周囲の筋力不足
- 先天的な発達の問題
■ 影響
口腔機能の発達不全は、成長期の子どもにおいては顎や歯並びの不正、発音の問題、食べこぼしや栄養摂取の不十分などにつながることがあります。大人になっても口呼吸や嚥下(えんげ)機能の低下、誤嚥性肺炎のリスク増加などが懸念されます。
■ 予防・改善方法
- 口腔筋機能トレーニング(MFT)
舌や唇、頬の筋肉を鍛える体操を行い、正しい飲み込みや発音を促します。 - 正しい食習慣
固いものを噛む習慣や、よく噛んで飲み込む練習が重要です。 - 口呼吸の改善
鼻呼吸を促す生活習慣や矯正治療で、口腔機能の改善をサポートします。 - 歯科での定期チェック
成長に合わせて、歯並びや嚥下機能、筋機能の発達を確認します。
口腔機能の発達は、健康な体や顔の成長、将来の歯並びや発音にも深く関わっています。
お子さまの口の動きや食べ方に気になる点があれば、早めに歯科で相談することが大切です。

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